お便所紙 - こまめとこんぶ「柴しば日和」

昔懐かしいお便所紙。
小さい頃おばあちゃんちに行った時なんか、お便所の角に置いてあった。
いまだにスーパーやドラッグストアで売られている。
買っている人を見たことないが、
売られているということは使う人もいるってことだ。

現在はワンコ用。屋内屋外問わず使う。かなり重宝している。
今日も2つ買ってきた。@313円なり。
どこかのペットショップでは人間用の半分くらいの量で犬用のものが売られていたが、
犬用のほうが高いと思い込んで値段までは見てこなかった。
だけど、人間用にしても犬用にしても、屋外で使っている人を見たことがない。
こんなに便利なのに･･･と思っているのは我が家だけか?
屋内は良しとして、屋外で使う場合。
ウンウンをした時、ポイ太くんとかでウンウンを取るけれど、
葉っぱやらなんやらオマケがいっぱい付いてくる時がある。なんか嫌。
が、お便所紙を使えばそんな事はない。
ウンウンする時にサッと敷けばウンウンだけ取れる。なんかいい。
風の強い日には気をつけなきゃならないけど･･･。

こまめはトイレでウンウンが出来ないから、
「おっウンウンだな」となるとトイレシーツ(レギュラー)を半分に折り、
その上にお便所紙を乗せて、タイミングに合わせてキャッチする。
こまめは大小かかわらず、したくなったらリビングを走り回る。必ず時計回りだ。
小の場合はテーブルを中心に何度か大回りしてからトイレ。
大の場合は同じく大回りを何度かして、トイレ前で小回り、また大回り。
そしてフィニッシュ。とてもわかりやすい。
たまに回りすぎて何で回ってるのかわからなくなる時もあるようだ。
立ち止まって考え込んでいるので、「ウンウンは?」と言うと、
「あっ、そうだった」と再び周り始める。面白い。

お母ちゃんのお友達が来てもこまめは自分のスタイルは変えない。
なので、気がつくとお友達がこまめが回りやすいように道を作ってくれる。
(お友達いつもゴメンね)
おしゃべりに夢中になってる時はソファを三角飛びして人様の隙間を縫って走りまわる。

屋外でもウンウンの時はお父ちゃんやお母ちゃんを中心にグルグル回ってからフィニッシュ。
前に散歩中、公園でウンウン走りをしている時、ﾋﾞｰｸﾞﾙを連れた飼い主さんに
「なんで回ってるんですか?」と聞かれたことがある。
「ウンウンの時は回るんです」と答えた。不思議そうな顔をして立ち去られた。
複雑な心境だった。

こんぶはこまめのような激しいアクションはなく、
トイレに行って「どっちでしようかなぁ」とクンクンしてから小をする。
トイレはこまめ用とこんぶ用と2つあるが、こんぶはどっちでも良いらしい。
大の場合もトイレを選んでフィニッシュするけれど、お尻の位置が高い。
しかも前足と後ろ足の間隔が狭い。明らかに不安定な体勢。
まるでバレリーナのように小刻みに後ろ足を踏み踏みするので、
お尻も小さく振り振りしている。当然出るものも左右に揺れる。
そのまま落とすとトイレシートが汚れるし、もったいないのでお便所紙の出番。
こんぶはスッキリして気分が良いのか、
「オレの〜ウンウーン〜」とお母ちゃんと一緒にトイレへ行き、最後を見届ける。