叱られて
今朝目覚めたとき、お母ちゃんの顔の横にはメガネ。
目を閉じて、昨晩眠りにつくときの状況を回想。
寝床横の棚の奥に隠し置いた記憶まで辿りついた。
ぬぬぬっ!
再び目を開けて、メガネを確認。
無傷だ・・・。
だけど、あんな奥から引っ張り出してきて無傷って?
このメガネが気に入らないのか、破壊工作に飽きたのか・・・。
飽きたのなら、ついでにスリッパ破壊工作にも飽きてほしいもんだ。
どっちにしろ、今日は何事もなく爽やかに(眠いけど)起きることができた。
帰宅すると、こまめのお出迎え。
最近帰宅すると、お母ちゃんへの挨拶もそこそこに
お出迎えのオモチャをひとりガシガジしている。
ガジガジするのはいいんだけど、抜いちゃった繊維はペッペッしなさいよ。
怒られてるのわかっててやめないんだから・・・ったく(-_-)
飲みこんだら、ウンウンが宙ぶらりんで出てくるでしょ。
お母ちゃんキャッチするの大変なんだからっ。
「ちょっと見せて、こまちゃん」
こうと決めたら、頑固なオンナ。
絶対離そうとしない強情オンナ。
下手に手出したらガブッとやって、お母ちゃんにゴッツンされるんだよ。
「ちょっと見せてって言ってるだけなのに、
言うこと聞かない子はお母ちゃんキライだよ」
あぁ、怒ってるさ。
ボサボサの繊維をチョッキンしたら返すって言ってんのにさ。
もういい。知らないっ。
お母ちゃんが取ろうとすると、また口ん中入れちゃうんでしょ。